「真の金融の実現」をミッションに掲げる理由

代表取締役社長  川分陽二

我々を取り巻く環境は、時代の流れとともに大きく変化しています。テクノロジーの急速な進展や持続可能な社会の実現に向けた地球規模の取り組み、コロナ禍を機に変貌したワークスタイルやライフスタイルが大きな変革期を迎えています。
環境に優しく、社会課題を解決し、統制の取れた企業を目指すこと、言い換えればサステナビリティに配慮し、財務的な情報開示だけでなく、非財務的な情報開示も行う。出資者と投資先との対話(エンゲージメント)を絶えず行うことが重要になってきます。
オルタナティブ(代替)投資であるベンチャーキャピタルの仕事は、長期にわたり、また、一定の株式シェアを持つことで、投資先企業の経営者に影響力を行使できます。そのことにより、社会にインパクトを与える事業を育てることができます。あなた任せではなく、自らの力で投資先企業の価値を上げることができます。それがベンチャーキャピタルの収益の源泉であり、いわゆる「αアルファ」をとることにつながります。
今、特に若い経営者の中に社会問題を解決するのにベンチャー企業を創業していこうという動きが強まっています。柔軟な発想と独創性と集中力、成長へのエネルギーで、経済と環境の両立を目指そうとしています。それを支援して励まし後押しするのもベンチャーキャピタルの大きな役割と考えています。

46年前に銀行に入社しベンチャーキャピタルに転職、後半の24年間は独立してベンチャーキャピタルの経営をやってきました。私がみてきたのは、特に中小企業の社長が、本来やるべき技術開発や営業開拓にではなく、半分以上の時間を資金調達に費やしている現実です。これでは日本の成長は遅れてしまいます。金融機関はその本分を十分に果たしているのか?
「真の金融の実現」をフリーバンクキャピタル株式会社がミッションとして掲げる理由です。

日本でベンチャー企業を育成していくには、圧倒的な資金量と情報を有する銀行等の間接金融の理解と協力が必要でした。当社ではこの課題を解決していくべく現在、会社型投資信託のスキームを考えており、近い将来、魅力的な金融商品として、開発していく予定です。

必要な人に、必要なときに、必要なだけ資金を提供できる、真の金融を目指し、ステークホルダー各位の利益の最大化を目指しつつ、社会の発展に寄与して参ります。

フリーバンクキャピタル株式会社
代表取締役社長  川分陽二